優等生が失敗する理由
- 精神的↓
- 感情的↓
- 頭脳的↓
- 身体的↓
なぜこれほど多くのいわゆる優等生がお金の世界で失敗するのか。
頭脳的に高い教育を受けた人でも、感情的な教育を受けていなければ、恐怖心に支配されて身体が動かなくなり、自分がやるべきことができなくなる。
これほど多くの優等生が「分析麻痺」に陥ってしまう。
これはロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんの前書きに書かれてある言葉だ。上の図から見て分かるように、頭脳が優れていても、感情的、精神的にも優れていなければバランスが取れない。
この事は多くのことに当てはまると思っている。
たとえば
FXなどの世界においてはどうだろう?
1つはロジックは死ぬほどネットに落ちている。当然全てが勝てるものではないのとは限らない。でも勝てるものは多く存在している。
しかし、そんなロジックを使っても勝てる人と負ける人が存在する。
これはどういうことなんだろうか。この問題は多くの指導者を迷わせていると思う。勝てるやり方を教えているのに、教わった人は負ける。
ようするにテクニックばかりを教わったところで感情的な部分や精神的な部分が備わってなければダメだと言うこと。
でもだいたいのヤツはテクニック面ばかり聞きたがる。FXは小手先で勝てるような世界ではない。
では、仕事ではどうだろう?
これも似たようなモノだ。どうすれば良いか?を尋ねられるとどうするかは教えるが、このやり取りをいつまでするんだ?と思う。
なぜそれをするのか?という本質の部分を見極めなければ場面が変わる毎にやり方を聞かなければならなくなる。これは非常に効率が悪い。
なぜこれをしているのかが分かれば言われる前に次のやるべきことは見えてくる。
これはタスク管理云々以前の話であってTodoistだのToodledoが良いだのの問題ではない。
言われた仕事を早く多くこなしていくのは良い事だが、仕事を見つけ出すと言うタスクもこなさねければならない。与えられた仕事をひたすら消していくのは焦りだけで楽しみもない。
ついでに最初の表の流れは仕事そのものでもあり、役職などにも関係してくる。
だいたい下になればなるほど上は仕事をしないといってくる。
はっきり言わせてもらうと上は下っ端がやるような作業はやらない。
仕事はすなわち価値を生むもので、生まないものは作業。
なので上になると体を使うような作業より頭を使う仕事をする。
汗水が金になるという考えは悪いとは言わないが、非効率で将来性がない。衰えいく体力のの中、仕事量を年々増やしていくことは不可能だからだ。
努力して効率の良いやり方を探してもこれに大きな差は生まれない。ただ自分が作業しなくていいように作業することに意義を持っている人は大事にしないといけない。
全員が価値を生まない作業はしないと言いはじめたら、これはこれで大変だ。
そう考えると言われたことしか出来ない人にも価値がでる。
と価値のない自分に言い聞かせようじゃないか。