働き方改革 ~あの空を染めていけ~
経費削減
これは誰もが思いつき実行しやすい。なぜなら実行出来ているか確認しやすいうえに、すぐに取り掛かることが出来る為だ。
コストの削減の代名詞ともいえるクールビズ。
これも堂々とジャケットを脱ぐことが出来ること。
と勘違いしている新人サラリーマンもいるが、もともとは会社の室温を夏高めに設定して地球の温暖化対策や経費削減にもつなげていこうという取り組みで多くの企業が今日では実施している。
「役所がしているのだから全国当たり前だろ」的発想もあるが、基本企業単位での取り組みなのでクライアントと会う場合には十分に注意した方が良い。
話がズレたが、まぁ見える部分のコスト削減のことだ。
じゃあ逆に見えない。もしくは見えにくいコスト削減は意識されているのか
見えにくい部分でわかりやすいのが時間だ。
これは1時間2時間、10分20分と単位で表すことが出来るため見えないにも何となく見ることが出来る為だ。
時間には限りがある。
呼んで字の如くだが、時間は1日24時間しかない。その内の労働時間は人それぞれだが、限りはある。多くの人が8時間というなんとなくの区切りの中で仕事している。8時間の中でより多くの仕事をしようと思えば、効率的に仕事をする必要があり、同じ8時間でAは5個の仕事をこなし、Bは8個の仕事をした。
当然だが8時間働いたという実績はAもBも同じ。しかし終わらせた仕事量はBの方がはるかに多い。効率的な仕事が出来ているということになる。
8時間で8個の仕事をしたということは
1時間毎に1仕事
と言う結果になる。Aは8時間で5つしかできなかった。
これは逆に言うと「5つ仕事を終わらせた純に帰りなさい」という指示が出たならAが帰れるのは8時間後、Bが帰るのは5時間後と言うことになる。
Bは5時間でとっとと帰ってしまったがAもBも同じ仕事量だ。
これを評価しない会社が多い。昔ながらの無駄な残業や休日出勤をした方が頑張っている的な発想。スピード感のない非効率なヤツが評価されてしまう。
こういう見えにくい部分を計数化して評価する。
もしくは削減していくことが出来る企業が増えなければ働き方改革でもなんでもない。と思うわけよ。
とは言え
スピード勝負だけではない
とは思う。ココで終わらせてしまえば ただ ふるいに掛けて おせー奴は切ってしまえとなってしまう。
育てるということに意識を置かなければならない。
クソみたいなAが一生Bより劣るわけではない。
当然Aが8時間に10個も20個も仕事が出来るようにしていくことが出来れば、かなりの改革だ。この人を育てるという部分も数値で表しづらいので評価しづらい。
しかしここが改革できれば組織の強さは変わってくる。所詮は一人がどうのより全体で成果を上げられるかどうか、利益を得れるかどうかという部分だ。
速すぎ禁物
早いのは良いこと。速いにはバランスがいる。
求めるのは60キロの道を60キロで走れる奴であって100キロ出せる奴ではない。
40キロだといろいろ邪魔だが、100キロ出されても邪魔だし、事故られらると余計に時間がかかる。
何事も丁度良い塩梅があるものだ。
真っ直ぐに進んでいるのか
進捗管理も大切だが、成果に向かってより良い道筋が分かっているのであれば遠回りする必要がない。脱線しないような真っ直ぐな道なら何キロだしても構わない。かもしれない。何が言いたいのかわからなくなったが、
時間にコントロールされるような仕事ではなく、時間をコントロールできるような仕事を心掛けるのが良いのだ。だから僕は待って待って 未来を待って立って
ずっと生きてるって感じてたかったから・・・
Don't you think every time あの空を染めていけ